AIOのきほん、3回目。今回は、読むだけで終わらない回です。自分のお店・事業所が、AIの答えにどう出てくるのか——いま手元のスマートフォンで、自分で確かめられます。
①で「AIOとは何か」、②で「AIはどうやって答えを選んでいるか」を見てきました。すると次に浮かぶのは、たいてい同じ疑問です。——で、うちはどうなっているの?
これを知る方法は、とても素朴です。AIに、聞いてみればいい。専用の道具も、契約も、費用もいりません。探している人がするのと同じことを、自分でしてみる。それが、もっとも確かです。
探す人の側に、一度立ってみる。
ただし、聞き方によって見えるものが変わります。おすすめは、次の3つを順番に試すことです。
AIに聞いてみる、3つの聞き方。
①だけで判断しないのが大事なところです。3つの聞き方は、3種類の別のお客さまを映しています。
答えが返ってきたら、こまかく読み込む必要はありません。見るのは、次の3点です。
返ってきた答えの、確かめどころ。
とくに三つめが効きます。出典に自社サイトや地図の情報が並んでいれば、そこはAIに「読めている」情報だということ。逆に、まったく別の掲載ページばかりが並んでいるなら、自分で発信している情報がまだ届いていない、と読めます。
名前が出てこなかったとき、「うちはだめなのか」と感じてしまう方がいます。けれど、その受け取り方は少し急ぎすぎです。
ひとつは、AIの答えは、一度きりでは決まらないから。聞いた場所、使っている端末、聞いたタイミングによって、答えは揺れます。同じ質問をしても、翌日には違う答えが返ることがあります。
もうひとつは、②で書いたとおり、AIの答えはネット上にある情報の写し絵だから。出てこないのは、腕が足りないからではなく、AIが読める材料がまだ少ないという、それだけの話です。材料は、あとから増やせます。
一回の結果に一喜一憂しないための、ごく簡単なやり方があります。同じ聞き方を、月に一度。そして、返ってきた答えの画面を、そのまま1枚残しておく。それだけです。
3か月も続けると、変化のほうが見えてきます。名前が挙がる回数が増えた。説明の中身が正確になった。出典に自社サイトが並ぶようになった——。一度の結果はただの点ですが、並べると線になります。
「同じものさしで、続けて見る」という考え方は、
私たちがふだんの観測でしていることと同じです。
ある清掃事業者では、3か月の観測と手入れで、
数字がこう変わりました。
検索からの訪問が、月16件から32件へ。
検索での表示回数が、月736回から1,320回へ。
特別なことをしたわけではなく、
見て、整えて、また見る——
小さなことの積み重ねです。
記録はCASE 01にまとめています。
確かめて、気になるところが見つかったら。やることは、じつは新しくありません。公式の情報を正しく整える、いただいた声に向き合う、情報を最新に保つ——そもそもAIOって何?とAIは、どうやって答えを選んでいるの?でお伝えした、あの土台です。
確かめることは、直すことの前段にあります。いまどう見えているかを知らないまま、手を入れても届きません。だから3回目は、この回にしました。
見てから、整える。整えたら、また見る。
知らないままでいるより、一度、聞いてみる。
確かめてみて、「あれ?」と思うところがあったら。そこが、いちばん伸びしろのある場所です。いまの状態を一緒に見るところから始められます。むずかしいところは、私たちが引き受けます。
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